第4回 磁石を作ってみよう

みなさんこんにちは。
4月になり、進級、進学、就職など新しい生活を迎えた方も多いのではないでしょうか。


今回は身近にある「磁石」の作り方をご紹介しようと思います。


ゴールデンウィーク中のお子さまの研究プロジェクトとしておすすめです⭐️



① 磁石で鉄をこする


② 電気で作る


今回は① 磁石で鉄をこする作り方をご紹介します。

用意するもの:
クリップ(または針、釘などの鉄からできているもの)
磁石(なるべく強力なもの)
クリップより一回り大きい紙

カップ
方位磁石(あると楽しいです)

howtomakemagnet


作り方(とても簡単♪)


① 磁石でクリップをこする(30回〜50回)。


Magnet1


同じ方向にこすってください。



② 次は先ほどこすったクリップが磁石になっているか確認します。
カップに水を入れ、その上に磁石より一回り大きい紙を水に浮かべます。
(紙の上に水が入ってしまう、紙が沈んでしまう場合は笹舟の形に紙を折るのも○です)



③ その紙の上に優しくクリップを置きます。
 


④ クリップが方位磁石を同じ方向に向けば大成功です。
その他にも磁石になったクリップで何もしていないクリップを持ち上げることができれば、磁石になった証です。


CripMagnet


「なぜ磁石で鉄を擦ると磁石になるの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
そもそも鉄には、小さな磁石が多数存在しているように磁力があるのですが、N極とS極がバラバラの方向を向いています。
磁石で鉄をこすってあげることによって、鉄に存在している磁力のN極とS極が同じ方向を向き、磁石となります。
磁石になったクリップをしばらく置いておくと磁力が弱まってきます。また磁石でクリップをこすると復活します。



次回は②電気で作る磁石の作り方をご紹介します。


お楽しみに♪


 
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